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「MOTUL AUTECH GT-R」、今季2度目の3位表彰台

SUPER GT第4戦で、MOTUL AUTECH GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ)は今季2度目の3位表彰台を獲得した。
夏休みということもあり、スポーツランドSUGOは家族連れの観客で大いににぎわった。前日に行われた予選ではアタックのタイミングで他車に引っ掛かってしまい、11位という不本意な結果となったMOTUL AUTECH GT-Rだが、決勝での挽回を誓っていた。

午前中は曇り空だったが、昼前頃から日差しが出はじめ、決勝レースがスタートする時点では気温27℃、路面温度は41℃まで上昇した。前半スティントを担当するクインタレッリはクリーンなスタートを切ると、序盤は前を走る#24 GT-Rと9位争いを展開。ペースに分はあったものの、コース幅の狭いSUGOではオーバーテイクのチャンスを十分につかめず、両者の激しいバトルは数周以上にわたった。19周目のハイポイントコーナーでようやく前に出ると、みるみると#24 GT-Rを引き離していった。しかしこの戦いで想定以上にタイヤを消耗することになった#23 GT-Rは、30周を終えたところでピットイン。柳田にドライバー交代し、タイヤ交換を行った。

12番手でコースに戻った#23 GT-Rは、フレッシュなタイヤで安定したペースを保って走行を続けていたが、レース中盤に雲行きが怪しくなり、雨が降りはじめる。これでペースを落とすクルマ、レインタイヤに交換するためピットに戻るクルマ、さらに挙動を乱してクラッシュするクルマも続出した。#23 GT-Rもいったんはタイヤ交換の指示を柳田に伝えるが、柳田は「ここでピットに戻ったら上位入賞のチャンスがなくなる」と、ステイアウトを決断。ちょうど雨も小康状態に入り、大きくペースも下がることがなかったため、#23 GT-Rは3位まで浮上。開幕戦以来の3位表彰台を獲得した。

■柳田真孝選手
「予選結果から考えれば、奇跡の3位だと思います。僕のスティントで雨が降ってきたので、タイヤを替えようと一度ピットに呼ばれましたが、ここで入ったらもうチャンスがなくなると思ったし、ちょうどそのタイミングで雨も少し止んでタイヤのグリップも回復してきたのでコースに残ることにしました。少し路面が濡れていた時はすごくいいペースで走れていたので、次戦に向けて、昨日の予選を含めて細かいところを改善し、鈴鹿では絶対に勝ちに行きます」

■ロニー・クインタレッリ選手
「クルマの調子は最初から良かったのですが、#24 GT-Rとのバトルでタイヤを傷めてしまい、規定最低周回数に近いところでピットに入ることになりました。運やチームワーク、粘りといったもので得られたこの3位という結果は最高だと思います。この結果のおかげでチームのみんなが後半戦に向けて、開幕戦の時のような自信を取り戻すことができました。この調子で鈴鹿に向けてもっとクルマを速くして、次は運ではなく、実力で勝ちたいと思います」

■NISMO鈴木豊監督
「ここは何が起こるかわからないサーキットでもあるので、ひとつひとつ、自分たちができることを確実にやっていこうと思っていた結果、思わぬラッキーな展開になってみんな喜んでいます。今回の結果はここまでの流れをいい方向に変えるきっかけになったのではと思います。また戦闘力を上げて、次戦鈴鹿1,000㎞に挑みたいと思います。応援ありがとうございました」

RESULT (81 Laps)

Pos No Machine Driver Time / Behind
1 8 ARTA HSV-010 R.ファーマン / 松浦孝亮 1:51’41.342
2 37 KeePer TOM’S SC430 伊藤大輔 / A.カルダレッリ +2.534
3 23 MOTUL AUTECH GT-R 柳田真孝 / R.クインタレッリ +5.536
4 39 DENSO KOBELCO SC430 脇阪寿一 / 石浦宏明 1Lap
5 24 D´station ADVAN GT-R 安田裕信 / M.クルム 1Lap
6 6 ENEOS SUSTINA SC430 大嶋和也 / 国本雄資 1Lap