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#23 MOTUL AUTECH GT-R、2 位でシリーズランキング首位に

【公式予選】#23 MOTUL AUTECH GT-R は予選3 位
前日まで鈴鹿サーキット周辺には雨が降り不安定な天候が続いたが、SUPER GT 第6 戦の公式予選日は、一転して好天となった。例年だと強い日差しで気温は35 度近くとなるが、この日はそこまで上昇することはなく、公式練習が始まる朝9 時40 分の時点では27 度前後であった。
前戦富士で2 位に入った#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は、今回ハンディウェイトが84kg となり、50kg 分を燃料リストリクターで置き換えているため、パワーダウンは避けらない。それでも、この日午前中に行われた練習走行でクインタレッリが序盤に出したベストタイムはコースレコードを上回るもので、セッション終了時まで破られず好調ぶりをアピールした。その後1時間以上にわたって松田がレースラップのシミュレーションを実施。タイヤの摩耗を見ながら、少しずつセッティングを調整していった。10分間のGT500専有時間を含みセッション終了まで松田が走り続け、クインタレッリのベストタイムに近いタイムを出していた。


午後に行われた公式予選のQ1は松田がコースイン。アタックラップでは午前中にクインタレッリが出したファステストラップをさらに0.3秒縮めるスーパータイムを叩き出した。しかし、#46 GT-Rが出したタイムには0.15秒及ばず、2位でQ1を通過することとなった。Q2を担当したクインタレッリは、タイヤをウォームアップしたのちアタックを開始したが、途中姿勢を崩してタイムロス。一旦タイヤをクールダウンして再びタイムアタックに臨み、3番グリッドを獲得した。


■NISMO鈴木豊監督のコメント
「ポールを獲れなかったのは少し残念でしたが、我々の状況を考えると、非常にいい結果ですし、1000km という長距離レースですので、勝つチャンスは十分にあると思います。マシンの仕上がりも良く、今朝の公式練習でも速いペースでロングランもできていますので、手応えは十分に感じています。日曜日の朝のフリー走行で最終修正を加え、万全の態勢でレースに臨みたいと思います。長いレースですが、ぜひ応援をお願いします」


【公式予選結果】

Pos No Machine Driver Time
1 36 PETRONAS TOM’S RC F 中嶋一貴/ジェームス・ロシター 1’48”633
2 17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 塚越広大/金石年宏 1’48”846
3 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/R.クインタレッリ 1’48”979
4 46 S Road MOLA GT-R 本山哲/柳田真孝 1’49”353
5 8 ARTA NSX CONCEPT-GT ヴィタントニオ・リウッツィ/松浦孝亮 1’49”403
6 12 カルソニックIMPUL GT-R 安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 1’49”433


【決勝レース】#23 MOTUL AUTECH GT-R、2 位でシリーズランキング首位に
8 月31 日(日)に行われた決勝レースでは、予選3 位からスタートした#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は粘りの走りで2 位表彰台に上がり、シリーズランキング首位に躍り出た。


1000km(173 周)の決勝レースは午後12 時24 分にスタート。路面はドライで、青空ながら気温は29 度と例年に比べて低めだった。ハンディウェイトの少ない#36 レクサスRC-F、#17 NSX-CONCEPT GT に続く3 番グリッドからレースをスタートした#23 GT-Rは、クインタレッリがトップグループから離れないように間合いを見ながら周回。
一時4 位となったが、粘りの走りを続けたおかげで再び3位に戻した。1回目のピットインではピットクルーの迅速な作業でさらにタイム差を縮めることに成功。バトンを受け継いだ松田は、燃料リストリクターで燃料流量を制限されることでパワーは抑えられるものの、燃費を抑えながらも速さを最大限に引き出す走りで2 位に浮上。その順位をキープして、68 周目にクインタレッリに#23 GT-R を渡した。
クインタレッリは暫定首位に上り詰めてレースを折り返した。104 周目に交代した松田は、1 位の#36がアウトラップでペースがあげられないうちにオーバーテイクを試みたが、進路をブロックされて逆転を拒まれてしまう。路面も荒れてきており、無理な追い越しをかけると大きなリスクを負うことになるため、松田は2 位キープ。最後にクインタレッリに交代し、無理なく2 位でフィニッシュラインを越えた。


前戦富士に続いて連続で2 位表彰台となった#23 GT-R は、ドライバー選手権ポイント18 を加算し、2 位に4 ポイント差のシリーズランキング首位となった。


■松田次生選手のコメント
「今回はスティントを減らすという、他チームとは違う戦略をとったのですが、正直言って、燃費もセープしなければならなかったので、ドライバーとしてはかなり厳しかったです。しかし、84kg というハンディウェイトのことを考えると、今回の結果は上出来だったと思います。表彰台獲得という結果も残せましたし、ポイントランキングでもトップになりました。次のタイでのレースでもきっちりとポイントを獲って、チャンピオン争いにつなげていきたいと思います」


■ロニー・クインタレッリ選手のコメント
「予選では絶対にポールポジションを獲るつもりだったのですが、残念ながら3 番手からのスタートになりました。しかし、決勝レースを2 位で終わることができて、チームのみんなには本当に感謝しています。次も表彰台獲得を目指します」


■NISMO鈴木豊監督のコメント
「優勝には届きませんでしたが、我々が最大目標としてきたシリーズトップを手にいれることができて嬉しいです。今回は燃料が絞られても戦えるクルマ作りを目指してきましたし、ドライバー達がよく粘ってくれました。次のタイではポイント数だけウェイトを積むことになりますので、次のレースで勝負をつけるくらいの気持ちで臨みたいと思います。ファンの皆さんのご声援が今回もチームを後押ししていただきました。本当にありがとうございました」


RESULT (65 Laps)

Pos No Machine Driver Time / Behind
1 36 PETRONAS T0M’S RC F 中嶋一貴/ジェームス・ロシター 5:37’27.911
2 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/R.クインタレッリ +50.549
3 18 WEIDER MODULO NSX CONCEPT-GT 山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ +1Lap
4 8 ARTA NSX CONCEPT-GT ヴィタントニオ・リウッツィ/松浦孝亮 +1Lap
5 6 ENEOS SUSTINA RC F 大嶋和也/国本雄資 +2Laps
6 100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 小暮卓史/武藤英紀 +2Laps