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#1 「MOTUL AUTECH GT-R」、怒涛の追い上げで5 位入賞

【公式予選】#1 「MOTUL AUTECH GT-R」、予選では13 番手にとどまる
昨年秋に初めて開催されたチャーン・インターナショナル・サーキットでのSUPER GT レースは今年、日程を6 月に改めてシリーズ第3 戦となった。6 月開催となったことで、猛暑のレースとなることは予想されていたが、実際、好天に恵まれた予選日は、朝から気温が上昇。
公式練習が始まった午前10 時の段階で、早くも気温は30℃を超え、路面温度は45℃にも達していた。このセッションではGT-R勢が好調でベストタイムの上位4位までを独占。40kg という最も重いウェイトを積んだ#1 GT-Rは4 位という結果となった。


GT-R 勢によるポールポジション争いに期待が高まる公式予選は、定刻通り15 時20 分に始まった。#1 GT-Rは松田次生がQ1を担当。いつものようにセッションスタートから7 分ほど経過したところで松田はピットを後にする。そしてウォーミングアップに2 周を費やした後、いよいよタイムアタックを開始した。
しかし、公式練習で見せた速さとは裏腹に、なかなかタイムを詰めていくことができない。一方、その間に多くのマシンがタイムを削っていき、結果的に松田は13番手でセッションを終了。Q2を担当するロニー・クインタレッリに繋げることなく公式予選を終えることとなった。



■NISMO鈴木豊監督のコメント
「午前中の状況を考えると、この結果は想像していませんでした。なんらかの原因でタイヤがグリップを失っていたのですが、今の所なぜかは解明できていません。(午前より)気温は少し高く、路面温度も3~5℃上がっていたことはわかっているので、ひとつひとつデータを分析し、明日の決勝に向けて対策を考えます」


【公式予選結果】

Pos No Machine Driver Time
1 38 ZENT CERUMO RC F 立川祐路/石浦宏明 1’25”295
2 36 PETRONAS TOM’S RC F 伊藤大輔/ジェームス・ロシター 1’25”303
3 46 S Road MOLA GT-R 本山哲/柳田真孝 1’25”322
4 6 ENEOS SUSTINA RC F 大嶋和也/国本雄資 1’25”872
5 64 Epson NSX CONCEPT-GT 中嶋大祐/ベルトラン・バゲット 1’25”873
13 1 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ 1’26”213


【決勝レース】怒涛の追い上げで5 位入賞
公式予選が行われた前日に比べると、少し雲が多くなった決勝日だったが、スタートが近付くにつれ晴れ間が拡がっていった。そして公式予選と同様、暑いコンディションの下、300kmの決勝レースがスタートした。


午前9 時50 分から行われたフリープラクティスで、#1「MOTULAUTECH GT-R」(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は、午後のレースを見据えてクインタレッリから松田へとドライバー交代するルーティンピットインをシミュレーション。準備万端で午後の決勝レースを迎えた。
午後3 時、ローリングラップが始まった。スタート直前の気温は37℃で路面温度は50℃。前日の公式予選よりは幾分低めだったが、暑くタフなレースとなることは容易に予想できた。スタートドライバーのクインタレッリは序盤から猛チャージを仕掛け、3周目には11 位、4 周目には10 位、5 周目には9 位、と着々とポジションアップ。トップに次ぐハイペースで周回し、8 周目には8位に進出。
その後も安定したペースで追い上げた#1 GT-Rは、レースを折り返す頃には5 番手につけていた。37 周を終えたところで#1 GT-Rはルーティンのピットインを行いクインタレッリから松田にドライバー交代。上位陣が全車ピットインを終えた時点で#1 GT-R は5 番手に復帰していた。その後、2 位を行くマシンのペースが上がらず、5~6 台による2 位争いが繰り広げられるようになる。一時は4番手に上がった#1 GT-Rだったが、レース終盤の55周目に接近戦から姿勢を乱した隙を突かれて再び5 位に戻り、その後は最後までポジションをキープ。5 位入賞を果たした。


■NISMO鈴木豊監督のコメント
「13位のスタート順位から考えると、予想以上に良いレースでした。ロニーの走りは気迫がこもっていましたね。しかも一台一台丁寧に抜いていってくれました。表彰台も狙える位置までいけたのは彼のおかげです。
ドライバーもチームもよくやってくれました。今日得られたポイントが今後のチャンピオンシップでは必ず活きてくると思います。」


■#1ドライバー 松田次生選手のコメント
「久しぶりに悔しいレースでした。チャンピオンシップを考えれば5 位でも十分という見方もできますが、36 号車を素早く処理していれば3位表彰台が可能だっただけに、5位に後退してしまったことを反省しています。
でも、気持ちを切り替えて、ロニーとともに次は良いレースをお見せしますので、引き続き応援をよろしくお願いします」


■#1ドライバー ロニー・クインタレッリ選手のコメント
「クルマは、レース直前の8分走行セッションですごく調子が良いと感じました。フィーリングもよく、スタート直後から自信を持ってプッシュしていけました。ファステストラップも取れたし、クルマは最高でしたね。
後半は、3 位のチャンスもあったけど、5 位でも納得しています。この次の富士でも頑張ります」



RESULT (110 Laps)

Pos No Machine Driver Time / Behind
1 46 S Road MOLA GT-R 本山哲/柳田真孝 1:38’26.734
2 6 ENEOS SUSTINA RC F 大嶋和也/国本雄資 +7.931
3 17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 塚越広大/武藤英紀 +19.727
4 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信/JP・デ・オリベイラ +21.083
5 1 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ +21.677