クラフトスポーツ / 高品質R32, R33, R34, R35GT-R専門店

#1 「MOTUL AUTECH GT-R」、シーズン最長のレースで7 位入賞

【公式予選】#1 「MOTUL AUTECH GT-R」、今季シーズン2 度目のポールポジションを獲得
シリーズ最長の戦いとなる第5 戦・鈴鹿1,000 ㎞。現在シリーズランキング2位の#1 GT-Rは68㎏分のウェイトハンディ(うち50㎏分は燃料リストリクターにより代替)を背負って長く厳しい戦いに挑んだ。
午前中に行われた公式練習はウェット宣言のもとでスタートしたが、天候は曇り。路面もところどころ濡れている状態からだんだんと乾いていった。終盤には非公式ながらコースレコードを上回るタイムも記録され、#1 GT-R もレコードタイムとほぼ変わらない1 分48 秒659 をマークし7 番手につけた。


午後2 時50 分に予選Q1 がスタート。15 分のセッションのうち、残り時間が5分を指すあたりで各車のアタックラップが始まった。#1 GT-Rも松田のドライブでタイムアタックを開始し、セクター1、2 と最速タイムを記録していったが、残り3 分でコースアウトした車両が出たため、セッションは赤旗中断。松田も渾身のアタックを中断することになった。残り時間が5分に延長されて、3時10分にセッション再開。各車が一斉にコースへと入っていく中、松田は前の車両との間隔をあけて、最後から2 番目にタイムアタックを開始した。集中力を高めて挑んだ1周で1分48秒394を記録し、コースレコードを更新。全車のアタックが終了後7番手となり、Q2進出を果たした。


Q2 を担当したクインタレッリも、松田の勢いを継いで見事な走りを見せた。計測2 周目で1 分47 秒630 と、午前中の自己ベストを大きく塗り替えるとともにコースレコードを更新。その後、これを上回るタイムを出すマシンは現れず、#1GT-R が今シーズン2 度目となるポールポジションを獲得した。


■NISMO鈴木豊監督のコメント
「ポールポジションが獲れるかもしれないとは思っていたのですが、今朝の走行を見ると簡単なことではないとも感じていました。しかし、Q1で次生が7位に残ってくれて、Q2のロニーの素晴らしいアタックにつながったわけですから、この結果は大変嬉しいです。明日は天気がはっきりしませんが、それはどのチームにも同じことなので、ポールポジションからのスタートを活かして良いレースができると思います。」


【公式予選結果】

Pos No Machine Driver Time
1 1 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ 1’47”630
2 38 ZENT CERUMO RC F 立川祐路/石浦宏明 1’47”782
3 64 Epson NSX CONCEPT-GT 中嶋 大祐/ベルトラン・バゲット 1’47"785
4 46 S Road MOLA GT-R 本山哲/柳田真孝 1’47”042
5 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田 裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 1’48"500


【決勝レース】シーズン最長のレースで7 位入賞
決勝日のサーキットは朝からどんよりとした曇り空。時おり雨も降る中、決勝レースはウェットコンディションでスタートした。雨に濡れて対応が難しい路面コンディションとなったレース序盤は、スタートドライバーを務めたクインタレッリが上位ポジションををキープ。18 周目には、GT300 クラスの車両を巧みに利用して背後から迫る相手をブロックするなど、ウェイトハンディを感じさせない走りを見せた。


32周を終えて1回目のドライバー交代を行い、#1 GT-Rは8番手でコースに復帰したが、第2 スティントを担当する松田が35 周目の2コーナーでスピン。グラベルにつかまりタイムロスしてしまった。その後、天候が回復してきたことで路面もじわじわとドライコンディションへと変化。#1 GT-R も61 周を終えてルーティン作業のためにピットへ戻ると、スリックタイヤへと履き替え、第3 スティントのクインタレッリへと交代しコースへと戻っていった。この第3スティントは、2 度もセーフティカーが導入される荒れた展開となったが、クインタレッリは冷静な対応でミスなく周回を重ねると、2度目のリスタートではポジションアップに成功。そのまま99周目まで走行し、松田へと交代した。
レースも終盤になると、徐々に気温や路面温度が下がってくるのに加え、100 周以上を走行したサーキットの路面上にはタイヤかすやクラッシュ車両のパーツの破片などが散乱していたため、普段以上に慎重なドライビングが要求されたが、その中で第4スティントを担当した松田は安定したペースで7番手を走行。135周を終えて最後のドライバー交代のためにピットに戻ると、メカニックも最後のピット作業をミスなく済ませて#1 GT-Rをコースへと送り出した。
最終スティントのドライバーを務めたクインタレッリは、自己ベストタイムを更新する勢いで好走を見せた。だんだんと辺りが暗闇に包まれていく中、フィニッシュ直前には雨も降りだし、ペースを乱されるマシンもあったが、最後までハイペースで走り切り、7 位でチェッカーフラッグを受けた。


■NISMO鈴木豊監督のコメント
「(松田のスピンについては)タイヤ交換をしてピットアウトしてから間がなく、タイヤがまだ十分に温まっていなかったこともあり、スピンしてしまいました。ランキングトップとのポイント差が広がり悔しい結果になりましたが、なんとか立て直して次戦の菅生に臨みたいと思います。」


■#1ドライバー 松田次生選手のコメント
「昨日とコンディションが違い、雨の中では苦しい戦いになりました。でも今日は、僕のミスが大きかったです。目の前でスピンしたGT300 のマシンを避けきれずにスピンしてしまいました。ドライコンディションではいいペースで走ることができましたが、セーフティカーのタイミングが、僕たちには不利に働いてしまいました。残りは3 戦ですが、最終戦でチャンピオン争いができるよう、次戦の菅生、その次のオートポリスと頑張ります。」


■#1ドライバー ロニー・クインタレッリ選手のコメント
「今日はノーポイントでもおかしくない状況でしたが、僕たちドライバーもチームの皆も諦めることなく走り続け、7 番手まで順位を上げてポイントを獲得できました。そういう点では最悪の結果ではないのですが、悔しいレースになりました。今日のレースでは僕たちのパッケージのウィークポイントが出たので、何とか解決して次回のレースに臨みたいと思います。」



RESULT (110 Laps)

Pos No Machine Driver Time / Behind
1 36 PETRONAS TOM'S RC F 伊藤 大輔/ジェームス・ロシター 5:45’55.277
2 38 ZENT CERUMO RC F 立川 祐路/石浦 宏明 1'25.629
3 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信/JP・デ・オリベイラ 1'33.520
4 19 WedsSport ADVAN RC F 脇阪 寿一/関口 雄飛 1'38.813
5 100 100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 山本 尚貴/伊沢 拓也 1Lap
7 1 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ 1Lap