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#1 「MOTUL AUTECH GT-R」、08 年以来の開幕2 連勝を達成

#1「MOTUL AUTECH GT-R」、40kg のウェイトを搭載しながらも予選4 位につける
SUPER GT 第2戦は、昨年GT-R が2勝を挙げている相性のよい富士スピードウェイが舞台。特に#1 MOTUL AUTECHGT-Rは、今大会と同じ5月に行われた第2戦で優勝、8月に行われた第4戦でも4位入賞と好成績を残している。予選日の午前中に行われた公式練習では、開幕戦優勝による40kgというウェイトハンディを搭載しながらも5番手タイムを記録。予選での好結果へ期待をふくらませた。
Q1を担当した松田次生は、他車同様にセッション開始から序盤はピットで待機。残り時間が8分となったところで、先陣を切ってコースへと向かっていった。薄曇りだった午前中と比べて、日差しが遮られた影響で気温・路面温度が低下したこともあり、入念にタイヤに熱を入れていくと、松田は1回目のアタックで1分28秒468の暫定トップタイムをマーク。連続して行った2回目のアタックでは僅かに自己ベストタイムに届かず、他車がこのタイムを上回ったことから順位を下げたものの、5番手でQ1突破を果たし、Q2へとバトンを繋いだ。
Q2を託されたロニー・クインタレッリも、松田同様に残り時間が8分を切ったところでコースイン。しっかりとタイヤを温めてアタックに臨んだ。まずは、1分27秒987をマークしてトップへ浮上。その後、2台のGT-R にタイムを逆転され3位となった。クインタレッリは翌周のアタックでは1 分27 秒973 と自己ベストタイムを更新したが、順位は変わらず3番手。さらに1台がこのタイムを上回り、予選結果は4位となった。


■NISMO鈴木豊監督のコメント
「40㎏のウェイトを積んでいるので、ポールポジションを狙える状況ではありませんから、予選では“レースで勝負できるポジションを”と考えていました。ですからこの結果は狙い通り、上出来だと思います。タイヤ選択や車両のセットアップもレースを見越した形でできていますし、明日に向けて非常にいい準備ができています。GT-Rが得意なサーキットなので、GT-R同士の戦いも当然予想していました。明日は他のGT-Rが先行するかもしれませんが、離されずについていき、勝負できるように頑張っていきたいと思います。」


【公式予選結果】

Pos No Machine Driver Time
1 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田 裕信 / ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 1'27.453
2 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山 哲 / 千代 勝正 1'27.687
3 38 ZENT CERUMO RC F 立川 祐路 / 石浦 宏明 1'27.960
4 1 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ 1'27.973
5 39 DENSO KOBELCO SARD RC F ヘイキ・コバライネン / 平手 晃平 1'27.996


【決勝レース】激闘の末にシーズン2 勝目、08 年以来の開幕2 連勝を達成!
前夜に暴風雨に見舞われた富士スピードウェイは、朝になると一転、雲一つない快晴となり、フリー走行開始時には濡れていた路面も決勝レース前には完全に乾き、ドライコンディションで決勝レースが始まった。


スタートドライバーのクインタレッリは、レース序盤は予選順位をキープしたまま周回を進めていたが、3番手を走るレクサス RC F との差を少しずつ縮めていくと、15周目の最終コーナーでこれをかわし3番手へ浮上。17周目に4番手に順位を戻したが、この2周はウェイトハンディの軽いRC Fにストレートの加速で追いつかれながらも要所でクインタレッリが巧みにブロックする、ハイレベルの戦いが展開された。30周を過ぎる頃になると上位陣がルーティーンのピット作業に入っていき、コース上にとどまっている#1 GT-R は一つずつポジションを上げていく。いったんトップに立つと、40周目にピットイン。クインタレッリから松田へとドライバー交代し、コースへと戻っていった。
#1 GT-R は4番手で2スティント目をスタート。レースも後半に入り、66周を終了した時点で3番手との差は約10秒、5番手との差は約5.5 秒となっていた。40kgのウェイトに加え、ガソリンを満タン状態でこのスティントをスタートしていた#1 GT-Rは、なんとか4番手をキープしていたが、72周目に他車のクラッシュが発生し、セーフティカーが導入。前後との差が一気に詰まった状態で、78周目にレースがリスタートとなった。4番手を走る#1 GT-Rは、リスタート直後に3番手を走っていたレクサス RC F がスローダウンしたことから1 つポジションアップに成功。さらに、ペナルティを受けた車両が順位を下げたことから、#1 GT-R は2番手にあがり、トップのマシンを追いかけた。
#1 GT-R の2度目のピットインは81周を終えたところ。ここでチームは、ライバルよりも早い作業時間でマシンをコースに送り出し、逆転トップに躍り出た。2台のGT-R によるトップ争いは、両者の差が1秒以内の息つく間もないバトルが続き、96 周目のコカコーラコーナーで順位が入れ替わる。#1 GT-Rは2番手に後退したが、残り3周となったところで、トップにつけていたマシンがタイヤトラブルによりマシンに大きなダメージを負ってコースアウト。これにより#1 GT-R は再びトップに立ってチェッカーを受け、開幕戦に続き2連勝を達成した。


■NISMO鈴木豊監督のコメント
「終盤、こんな展開になるとは思いもよりませんでした。12号車があのような形で離脱した後での優勝なので、複雑ではありますが、我々にとっては非常に大きな勝利です。次戦以降が本当に大変になってくるので、これから1戦1戦を大事に戦い、チャンピオンを獲りたいと思います。応援ありがとうございました。」


■#1ドライバー 松田次生選手のコメント
「40㎏というウェイトハンディが、どこまで僕たちを苦しめるのか分かりませんでしたが、GT-R のポテンシャルは高かったですね。ロニー選手が1スティント目を長く走ってくれたことが、セーフティカー明けのレース後半で勝負をかける事が出来たのではないかと思います。こういったレースできっちりと勝てたことは、シーズンを通してみたときに僕たちにとって良かったことなのではと思っています。」


■#1ドライバー ロニー・クインタレッリ選手のコメント
「第1スティントではタイヤマネージメントに気を配りながら走りました。ピットインのタイミングも、チームの判断は良かったです。次生のスティントはガソリン満タンで重かったのですごく大変だったと思うけど、いい走りをしてくれました。最終スティントは給油時間も短くできて軽い状態でしたから、プッシュできました。」



RESULT (82 Laps)

Pos No Machine Driver Time / Behind
1 1 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ 2:58’58.430
2 39 DENSO KOBELCO SARD RC F ヘイキ・コバライネン / 平手 晃平 2.666
3 37 KeePer TOM'S RC F ジェームス・ロシター / 平川 亮 14.346
4 36 au TOM’S RC F 伊藤 大輔 / ニック・キャシディ 15.025
5 6 WAKO'S 4CR RC F 大嶋 和也 / アンドレア・カルダレッリ 20.158