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修復歴、実際のところ分かるの?
2023年09月13日
皆様こんにちは🎶クラフトスポーツ広報部です🎶
毎週水曜日のCRAFT SPORTS’S blogのお時間です~🥰
今日は前回の続きでございます✨
(前回のブログはこちら👇)
https://www.craftsports.co.jp/blog/%e3%80%90%e4%bf%ae%e5%be%a9%e6%ad%b4%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%aa%e3%82%93%e3%81%a0%e3%82%8d%e3%81%86%ef%bc%9f%e3%80%91/
「キズや凹みが直っていれば、修理したかどうかなんて分からないんじゃないの?」
「購入時に実際に車を見て確認できるポイントはないの?」
実際にどういった視点でお車の状態を確認しているのか、今日は分かりやすく説明できる部分に絞って
何個か写真と共に紹介します。
(ほんの一例です!)
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①チリ
骨格部分の修正は非常に難易度が高くなっています。
多少の歪みからでも、隙間(チリ)の違いが出てしまいます。
そのためボディパーツの隙間のズレや左右対称性をよくチェックします👀
ドアだけでなく、ボンネット(フード)やバックドア(トランク)のすき間や、ヘッドライトのすき間の左右対称性、
フェンダーとピラーのすき間が均等かなどもチェックします。
②ボルト
車が工場で生産される時、ボディは組付けられた状態で塗装ブースに入って塗装されます🖌️
つまりボルトなどの取付部品も一体で塗装がされる為、ボルトの脱着跡が付いたり、ボルトのズレを目視で確認することが出来ます。
これは板金見積をするのにも使う点検方法で、ボルトの動きや隙間をよく観察することでどこまで損傷が波及しているかを追っていくのに重要なポイントとなります💡
③ボデーシーリング(シーラー・接着剤)
表面上は継ぎ目がなくきれいになっていても、隠れた部分の接着剤(ボデーシーリング)の状態などを見ると分かります。
ドア交換の判断要素となるボデーシーリングの状態、特に角部の塗布状態を注意深く見ます。
リヤフェンダー、エンドパネル、コーナーパネルなど各パネルとの接合部などにキズ、凹み、補修跡、交換等がないかをボデーシーリングの状態などで確認します。
ボデーシーリングの状態で損傷や修理痕が分かりやすいのはリヤフロア(トランクフロア)です。
追突事故の損傷確認(板金見積)をするには必ずチェックするのがここなのです。
このようにカーペットを剥がすとボデーシーリングがはっきり見えます。
④ナゲット
溶接止めをされている外板パネルは「スポット溶接」されています。
スポット溶接とは重なったパネル同士を電極チップで挟み、加圧して電流を流し発生した熱で鉄板を溶かして融合させることをいいます。
そして、スポット溶接を施すと溶接跡がつきます。
溶接跡を「ナゲット」と呼びます。
(美味しそうな名前ですが…)
新車時のナゲットの特徴と再スポット溶接のナゲットの特徴に違いが出てきますので、違いを見極めることでパネル交換の発見ができます。
再スポットの特徴
・ナゲットの大きさが新車状態では7mm前後、再スポット溶接では3~5mm程度と小さくなり、強度を持たせるためにナゲットの数が多くなることが一般的。
・電気を流すために塗装を剥がす必要があるためサンダーで削った跡がある
・焦げ跡、錆がある など
⑥塗装肌
塗装肌とは塗膜の表面を言います。
これは新車であっても車種やメーカーによって違いが見られます。
この「肌の違い」を見抜くことによって板金塗装跡を確認することができます。
再塗装時には特に磨きの届きにくい部分が「ゆず肌状」になりやすく、磨かれた部分に比べて肌の差が出ます。
同じく艶や塗装の色の違いなどもチェックします👀
他にもたくさんあるのですが、こういった修理痕や塗装の剥がれ、塗装の色やツヤの違いなどを見ていくと修復歴、修理歴の推測・判断が出来ます👀
(例えばこんなところなど…)
(車内外から見て修理痕がないか)
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修復歴にならないドアを修理した時、ドアベルトモールという部品は元通り取付けることが出来ず、再使用不可部品として交換となります。
雨などでガラスが濡れた際、ガラスを上下すると修理していないドアと比べて修理をしたガラスは水のかきが良いのです。
(板金についてはまたどこかでお話したいと思います)
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まとめ👀
「修復歴がある車」とは「安全性能が劣っている」ということです😣
(前回のおさらいも含めて)
・1回も修理をしたことがない車を指す言葉ではない
・骨格部分を損傷し、修正した車のことを指す
・ぶつけてしまったからと言え、全てが修復歴にはならない
・基本切断溶接せず交換出来るパネルは修復歴にならない
・修復歴や修理歴にはいくつも判断基準がある
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2回にわたりお送りしました。
本日もお付き合いいただきありがとうございました🤩
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